発達障がい〜グレーゾンの子ども。
「程度が軽くてよかったよね」と心ない言葉に傷つけられる事はしばしば…。
数年前、普通学校の特別支援学級行くか、特別支援学校へ行くか??という話をしていた時、重度の知的障がいの子を育てている保護者の方に。
「軽度の子が来たら、特別支援学校のレベルが高くなるやん。そしたら自分の子ついて行かれへんくなったら困るし、先生の手も薄くなるかもしれん、行けるんやから普通学級行ったらええやんな??」と言われたことがあります。
とはいえ、普通学校では、自分のペースが保てずクラスに馴染めなかったり、勉強についていくのが難しくて、学校に通いづらくなる子は多くいます。
保健室で休んだり、憂鬱な気持ちで朝起きれなかったり…
それで、学校に行く時間が少なくなり、ますます学校に行きにくくなる。
日本的な発想かもしれませんが、親は学校は行くべき!と思ってしまうため
学校に行かない子=悪い子、ダメな子。
とレッテルを貼ってしまう。
そこで、子どもの気持ちを無視して無理にでも学校へ行かせようとしたり、無理強いはあかん!と思って、優しく??「いつになったらいけるん??」「明日は行けそうか?」と知らず知らずにプレッシャーをかけてしまう事も。
2017年、こんな法律ができたそうです。
・義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律の公布について(通知)(平成28年12月22日)
・義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律第二条第三号の就学が困難である状況を定める省令について(通知)(平成29年2月16日)
・義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する基本指針の策定について(通知)(平成29年4月4日)
やって…。文部科学省のHP。書き方小難しくてさっぱりわからん!!
ややこしさを伝えるために、こんだけリンク貼り付けだ自分を褒めたい。そもそも通知と施行の違いなに?
見て欲しいのはこちら。
先日、受講したグラフィックレコーディングでも感じたけれど、やぱりイラストの効果も活きているのでめっちゃわかりやすい!!
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一昨年、昨年とコトモットには不登校で悩む保護者の方からの相談が相次ぎました。
地域は城東区だけでなく、近隣の区からも。
・中学生で学校に行きけれど教室の騒がしさ、真面目に授業を受けない周りの子にキレてしまい、クラスから浮いてしまった子。
・大人びた性格なため、子どもらしさを強要されるお遊戯などに嫌悪感。
・学校のチャイムが怖くて、鳴ると思うと耐えれず保健室で休む子。
・クラス内のイタズラ(子どもたちは内緒にして面白がっていたけれど)正義感から先生に話したら、個人が特定された。友達とは仲直りできたものの、先生が個人をばらすような言い方をしたことに人間不信。
・宿題ができず、黒板に名前を書き出されたり、給食時間に宿題を強要されて、給食を食べる時間が短くて焦りそれが重なった。・・・など。
ママ友に話しても、「ええんちゃう?学校行かなくても」や「余計甘えるから行かせた方がいいて!」と言われ悩んだり。
学校の先生から毎日電話があるのがしんどくて、「かけてこなくていい」と言っても、「大丈夫ですか?」と連絡が来る。
その時は本人の気持ちを配慮し、ブログなどで記事を書くのは控えましたが、同じように悩んでいるいる人は多いだろうと感じていました。
ちょうど同じ学年の子で別地域の方同士でお話会をしたこともあります。
同じ悩みを抱えてるお母さんと、「そうそう!!」と話をしたら、一人のお母さんから「ずっとしんどかった…」と涙が止まらなくなりました。
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そんなお母さんたちにシェアしたかった今回の資料を2つだけ抜粋させてもらいます。
私もスイミングスクールのコーチが嫌で小学校の時、スイミング近くの公園でお腹が痛くて帰ったことがあった。
ついつい「ゲーム出来るんやったら行け!」や、「宿題くらいしなさい!」と言ってしまう。
休んだってええねん
学校いかんでもええねん
何が大事って。
子どもが、自分で選択できること。
子どもが幸せやと感じること。
実は、うちの次男も一昨年、原因が分からず、朝はしんどくて、夕方元気。マシになって学校行ったらまたしんどくなる…を1週間ほど繰り返したことがありました。
夕方元気すぎて、うつ病か?と心配したり、ズル休みちゃうん?と疑ったり、病院行ってから仕事…と段取り組んだりすることが疲れて。
結局、その原因はマイコプラズマ肺炎やと1週間後に判明したのですが、その時は「元気やから学校いけるやろう」と送り出していました。
申し訳ない気持ちでいっぱい
。