毎年4月2日は、国連が定めた
4月2日から4月8日の1週間は
自閉症を含む発達障害の啓発週間です。
2日には各地でブルーライトアップされます。もちろんわが家の近くの大阪城も♪
大阪城ホールへコンサートに来てた人、
海外からの旅行者…。
去年も一昨年もたくさんの人が、この青く光った大阪城の写真を撮っていました。
理由を知ってる人は何人いただろう?
私が、このブルーライトの事を知ったのは7年前。
日本でも出来たらいいなぁ~と思ってたら
NPO法人あっとオーティズムさんの活動で始まりました。
毎年、大阪城が青く染まるのを楽しみにしています♪
2年前は、大好きなガンバ大阪の選手が啓発ポスターになっていたので、テンション上がったなぁ~→そのときの記事
この数年で発達障がいという言葉はずいぶん広がり、環境も変わってきました。
うちの長男の場合は、地域、学校の先生方が理解を深めてくれ、学校生活にはずいぶん慣れました。
この事は以前のブログにも書いています→NHKパリバラ
けれど、まだまだ誤解も多く、
やるせない気持ちになる事もあります
自閉症の子どもたちは
決して頭が悪いわけでもなく
空気が読めないわけでもない。
ものすごく純粋で繊細。
人の何倍も空気を読むことができる。
そのため、嫌な雰囲気、空気に耐えきれず
パニックを起こしたり、自分や他人を傷つけてしまう。
私は仕事で自閉症の子ども達や保護者の方々と接する事が多く、耳を疑うような話しもたくさん聞きました。
全ての人に理解してもらうのは難しい。
けれど、
子ども達を一番近くで守るべき学校の先生や保護者は寄り添ってあげてほしい。
そして、この数年乱立する放課後児童ディサービスが、営利目的ではなく本当に子ども達にとって安心出来る場、信頼出来る指導員であってほしいと心から思います。
一昨年は、ちょうど4月2日が放課後等デイサービスでのヨガの日だったので、みんなで青いTシャツを着てヨガをしました。
年々Facebookでは、たくさんの方々がこの自閉症啓発デーの事が取り上げられていましたが、イベントの話ばかりで、自閉症の人たちの事が何も触れられていなかったのが気になったので…。
特徴を少し紹介。
これは、私が発達障がいをしってもらうための講演のときに使用している資料の一部。
上のNHKパリバラにも少し書いていますが、彼らがコミュニケーションをうまくとれなかったり、何かにこだわったり、パニックを起こすことには全て理由があります。
自閉症の特性を全部知る必要もなく、
知ってる!!と当てはめるのではなく、
困っている事があったら
「どうしたんやろ??」とたちどまって
一緒に考えてくれたらいい。
自閉症やから…障がいあるから…と
特別扱いしなくていい。
1人の人間として、尊重してくれたらいい。
それだけでいいし、
それがいい。
それが共に生きる。
共生の社会じゃないかな??