マインドフルネスでは「今ここ」での体験に気づき、それをありのままに受け入れる態度や方法を指します。
3月4日(日)
伊藤華野先生のこどもカルチャーEducation.JPN(以下CCE)主催
子どもにむけたマインドフルネスとその実践研修をアシスタントも兼ねて受講しました。
講師は、関西学院大学教授の池埜聡先生と、伊藤華野先生。
お二人とも長く深くマインドフルネスの研究と実践を重ねています。
池埜先生の著書、『福祉職、介護職のためのマインドフルネス』は。マインドフルネスってなに?な方にもとてもわかりやすい本であり、マインドフルネスに興味がなくても、現場での事例や実践などが書かれているので、ストレスケアのための対応策や仕事の支えとなる本なのでおすすめ
講座の中でも、本でも、お伝えされていたのが、
心のギアチェンジ
「することモード(doing mode)」と「あることモード(being mode)」を切り替えるギアチェンジを意図して行うことが大切。
「することモード」の何かせねば!という自動的に反応している状態は、常にゴールを求めてしまい、ゴールに繋がるもののみに注目してしまう。そうなると、ストレスが生まれる。
よく子育て講座でもよく話すのですが、
こうあるべき!という考え方。
よい学校に行く。
スポーツや勉強でよい結果をだす…など。
もちろん目的意識をもってモチベーションを高めることは必要だけど、結果ばかりを求めてしまうと、そこにはゴールがない。
だって、上には上がいる。
次々と目標や課題が生まれる。
結果に満足いかず、不安も募り
もっと!もっと!と頑張り続ける。
常にストレスフルな状態
一方「あることモード」では、目標を設定せず
今、この瞬間の感覚に気づき、目覚める状態。
自然に湧き上がる気持ちに、良いか悪いかの評価をせず、
ただうけとめる、心に寄り添う。
そうすることで、心や思考にスペースが生まれ気づきがうまれる。体験が広がる。
今、私気づいたで!!
と気づいたことに気がつく。
これってメタ認知。
自分をもう一人の自分が見つめる。
それは、子育てでも、子どもの指導でもとても大事。
子ども達の今の状況に一緒に流されたり巻き込まれないで、客観的にその状況を把握する。
空から地上を見下ろすように。
そうすることでおのずと答えが導かれる。
あ!ストレス感じていた私。と気づく。
そのストレスの原因は以外と子どもにあるんではなく、自分にあったりします。
池埜先生は女子少年院に在院する子ども達に磨トレスケアとトラウマケアを実践されているんです、その話も少し聞けました。
講座の後は実践やマインドフルネス・舞ヨーガ。
そして交流会でした。
講座が勉強になったのはもちろんですが、今回の講座には東京や福岡など全国でキッズヨガ指導をしている仲間達と会って話ができたことも深い学びでした。
8月に、大阪でもこどもヨーガ養成講座があります。
詳細は→こどもヨーガ養成講座